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Blockstream 国内事業の推進に向けてDiamond Handsと業務提携

更新日:8 分前

Blockstream株式会社

2025年2月5日



ビットコインインフラ開発会社であるBlockstream(本社:カナダ・ヴィクトリア、CEO:Adam Back)は日本国内での事業拡大に向けて、Blockstreamの筆頭株主であるFulgur Venturesの日本向け事業を行うフルグル合同会社と日本を代表するビットコイン企業であるDiamond Handsが業務提携したことをお知らせします。



Blockstreamは昨年10月にFulgur Ventures主導で2億1000万ドルの資金調達を完了し、マイケル・ミンケービッチを新COOに迎えてビジネスリーダーシップを強化しています。今回の業務提携はBlockstreamのグローバルビジネス展開の加速を目的としています。



今回の提携に伴い、Diamond Hands CEOの東晃慈はBlockstreamの日本におけるブランドアンバサダーにも就任し、Blockstreamの日本におけるブランド認知の向上や国内企業とのパートナーシップ拡大などをリードしていきます。



Blockstreamとは?

2014年に設立されたBlockstreamはビットコインおよびブロックチェーン開発の世界的リーダーとして認知されており、グローバルに事業を展開しています。

同社はフルスタックビットコイン企業として知られ、世界的に著名な開発者やビジネスリーダーが数多く在籍しています。



ビットコインのコアプロトコルの研究開発に加え、ビットコインのレイヤー2(L2)技術として注目されている、ライトニングネットワークの実装Core Lightning、ビットコインを利用したトークン発行などに対応したサイドチェーン「Liquid Network」の技術開発やソリューションを提供しており、コアプロトコルからアプリケーションまで幅広くビットコインエコシステムに貢献しています。



日本市場向け戦略


Blockstreamでは日本市場のポテンシャルとして以下のようなポイントに注目しています。


  1. 国内企業のビットコインへの関心の上昇 アメリカでのビットコインETFの承認を皮切りに世界的にビットコインへの注目、需要が高まっており、日本の企業によるビットコイン保有や、ビットコイン関連事業への参入が今後加速すると考えられます。

  2. ビットコインL2事業の盛り上がり

    ライトニングネットワークやLiquidなどのビットコインL2の採用が進んでおり、日本でも取引所やエンタープライズ企業において、L2技術の実装やアプリケーション開発の事例が出始めています。

  3. RWAの領域への注目 日本ではステーブルコインを含むRWA(Real World Assets)の領域に特に注目が集まっており、世界的に見ても先進的な取り組みが行われています。その中でもビットコインを利用したトークン発行にも今後注目が集まっていくと考えられます。

  4. Tokyo Bitcoin Base  (T₿B)との連携 今春、東京四谷に正式オープンを控えているビットコイン特化のコワーキング&イベントスペース「Tokyo Bitcoin Base」(T₿B)にBlockstreamの日本での拠点を移し、国内のビットコインコミュニティの活性化にもコミットして参ります。



Blockstreamが日本で提供するサービス


日本市場では企業やレギュレーターなどと連携しつつ、主に以下の3つの領域で事業の展開をしていく予定です。


  1. ビットコインを利用したRWAトークン発行支援 ビットコインのサイドチェーンであるLiquid Network上で、ステーブルコインやRWA(Real World Assets)などのトークン発行の設計や実装を支援します。 Liquid上ではすでに3000億円以上の価値がトークンされており、ビットコインを利用した安全な金融商品やRWAのトークン化プラットフォームとしてすでに多くの実績を持っています。


  2. ビットコイン技術監修&実装支援 ビットコイン開発企業として世界トップの技術力と知見を有するBlockstreamが、安全なビットコイン管理体制(カストディ)の構築、ビットコインL2開発などに関する技術監修や実装支援を行います。




  3. セルフカストディアル型のプロダクト提供

    ビットコインやLiquid上のアセットを安全に管理できる、セルフカストディアルなプロダクトの提供をします。 特に多機能なビットコインモバイルウォレット「Blockstream Green」、長期の資産保管に適したハードウェアウォレット「Jade」の販売を日本で強化し、より安全で使いやすいセルフカストディソリューションをコンシューマと企業向け両方に提供していきます。





Blockstream CEO アダムバックコメント



規制の明確化が進み機関投資家の関心が高まる今こそ、Blockstreamが日本に直接進出する絶好の機会です。


日本は当社にとって最も重要な市場の一つであり、信頼するパートナーであるFulgur VenturesおよびDiamond Handsと協力することで、日本の企業や個人がビットコインを活用し、安全でスケーラブルかつ分散化された金融の未来を築けるよう支援していきます。

Diamond Hands CEO 東晃慈コメント


世界的なビットコイン企業Blockstreamとフルグル合同会社と提携して、Blockstreamの日本市場における事業開発をリードできる機会を非常に楽しみにしています。


Blockstreamは世界的に著名な開発者が所属し、ビットコインの理念を重視する特別な企業でもあります。その点でも、自分の今までの日本のビットコイン業界での経験や知見、コネクションを最大限に活用し、今後日本市場で目に見える結果を出していければと思います。



また、今回の提携は日本のビットコイン、暗号資産市場全体にとっても重要な意味を持つと考えており、日本企業によるビットコイン保有やビットコイン事業への参入が今後加速するきっかけになると確信しています。


フルグル合同会社代表 川合林太郎コメント



第2次トランプ政権の発足を受け、我が日本でもビットコインとビットコインブロックチェーンの機運が高まる中、ビットコイン事業の代名詞ともいえるブロックストリームの国内向け事業のパートナーに日本のビットコイン界を牽引し続けてきたダイアモンドハンズを迎えることを真にうれしくそして心強く感じております。昨年同コミュニティと共催したBitcoin Tokyo 2024は大盛況の内に幕を閉じることが適いました。ブロックストリームの日本展開も必ずや成功することと信じています。

© 2025 by Blockstream株式会社. 

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