top of page
blockstream_laser_lines_fade2-01.png

Blockstream、資産運用部門を新設し、2つのビットコイン投資ファンドを発表

  • 執筆者の写真: yutaro stacksats
    yutaro stacksats
  • 1月23日
  • 読了時間: 5分


ビットコイン金融にとって、新たな幕開けです。私たちはこのたび、Blockstream Asset Management(BAM)の立ち上げと、それに伴う2つのビットコイン投資ファンドの提供開始(2025年第1四半期)を発表します。その名も「Blockstreamインカムファンド」と「Blockstreamアルファファンド」です。


これらのファンドは、透明性があり、規制に準拠し、安全性の高い形でビットコインに投資したいと考える機関投資家や適格投資家向けに設計されています。さらに年内には、ビットコイン保有者に安定的かつ低リスクなリターンを提供する「Blockstreamイールドファンド」も公開予定です。



ビットコインと伝統的金融をつなぐ架け橋に


Blockstream Asset Management(BAM)の立ち上げにより、ビットコインを現代の投資ポートフォリオの中核資産として位置づけるための、さらなる一歩を踏み出しました。

BlockstreamのCEOであり共同創業者でもあるアダム・バック博士は、次のように語っています:


「Blockstream Asset Managementと最初の投資ファンド群の立ち上げは、ビットコインがニッチな資産から、現代の投資ポートフォリオにおける柱のひとつへと進化したことを意味します。私たちは、これまで存在しなかった──しかし多くの人が切望していた──形で、機関投資家や富裕層がビットコインエコシステムにアクセスできる手段を提供しています。 この資産のユニークな可能性に、Blockstreamの代名詞である透明性・セキュリティ・革新性を掛け合わせた今回のローンチは、ビットコインを主流金融に統合し、世界的な普及を推進するという私たちのミッションにおける重要な一歩です」

なお、BAMの新ファンドは米国証券法の506(c)免除規定に基づいて提供されており、革新的で成果重視のビットコイン投資機会を求める機関投資家や適格投資家向けに設計されています。



Blockstreamインカムファンド:安定的で予測可能なリターン


Blockstream Income Fundは、安定的かつ予測可能な収益を生み出すことを目的とした、米ドル建ての利回りファンドです。


どのように機能するのか?


  • ビットコイン担保付き融資を実行することで運用されており、ローン・トゥ・バリュー(LTV)比率を保守的に設定することで、堅実な担保体制とリスク管理を維持します。

  • 目標利回りは、高い一桁台から10%台前半を想定。

  • 融資規模は10万ドルから500万ドルを中心に展開し、伝統的金融機関が見落としがちなセグメントをカバー。

  • Blockstreamのネットワークを活かし、ビットコインネイティブなスタートアップや事業者との取引を通じて、優良な借り手のパイプラインを確保。


このアプローチにより、資本へのアクセスを民主化し、ビットコイン担保融資市場の価格の非効率性に対応するとともに、24時間稼働する流動性と効率的な決済といったビットコインならではの強みを最大限に活かしています。



Blockstreamアルファファンド:戦略的に強化されたリターン


よりアクティブな運用を求める投資家向けに、Blockstream Alpha Fundはビットコイン・エコシステム内でリスク調整後リターンの最大化を目指した戦略的ファンドです。


このファンドは以下のような手法を組み合わせています:


  • 多様なトレーディング戦略(デリバティブ取引、イベントドリブンの機会、ベーシストレードなど)

  • Lightning Networkノード運用など、インフラベースの収益源


リスクとリターンのバランスを動的に調整することで、Alpha Fundはデジタル資産ポートフォリオの中核としても、補完的な位置づけとしても最適です。


この統合的アプローチは、安定的なリターンの創出を狙うだけでなく、ビットコイン経済圏の発展そのものに貢献する設計になっています。



業界のプロフェッショナルが主導


Blockstream Asset Management(BAM)の創設は、Blockstream共同創業者でCEOのアダム・バック博士と、同社CIOのショーン・ビル(Sean Bill)による数ヶ月にわたる計画の成果です。


ショーンは2024年11月にBlockstreamに参画し、約30年にわたり機関投資家向けのポートフォリオ運用とリスク管理に従事してきました。


また、年金基金業界でのビットコイン導入の推進者としても知られ、今回のBAMのプロダクト設計に大きく貢献しました。


「これらのファンドのローンチによって、Blockstream Asset Managementが現実のものとなったことをとても嬉しく思います。これは、革新的で安全、かつ規制に準拠したビットコイン投資商品を市場に提供するという我々のコミットメントを体現しています。これらの商品は、機関投資家や富裕層のニーズの進化に応えるだけでなく、ビットコインの導入、流動性、そしてエコシステム全体の成長を促進する“ビットコイン・フライホイール”を加速させることを目的に設計されています。現代の金融環境において非常に魅力的な価値提案を提供するものです」

とショーンは語ります。



機関投資家向け戦略のさらなる拡大


Blockstream Asset Management(BAM)の立ち上げは、ビットコインと伝統的金融のギャップを埋めるというBlockstreamの取り組みを示すいくつかの重要なマイルストーンに続くものです:


  • Fulgur Venturesが主導した2億1,000万ドルの転換社債による資金調達ラウンド

  • 野村ホールディングスのLaser Digitalが支援する機関投資家向けデジタル資産カストディ企業Komainuへの7,500万ドルの戦略的出資(出典

  • Liquid Network や Asset Management Platform(AMP) など、Blockstreamが提供する最高水準の技術とKomainuのカストディ・ソリューションの統合に向けた継続的な取り組み


これらの活動は、規制に準拠し、企業レベルの品質を備えたソリューションを市場に提供するというBlockstreamのコミットメントと完全に一致しています。ビットコインを伝統的金融に組み込む新たなスタンダードを打ち立てる一歩です。



詳細情報はこちら


Blockstream Asset Management(BAM)の始動は、ビットコインが世界の金融に果たす役割の新時代の幕開けです。幅広い投資家に向けて、堅牢で安全かつ革新的な投資ビークルを提供します。


BAMや新しいファンドの詳細については、以下のリンクをご覧いただくか、フォームにご記入のうえ、担当者までお気軽にお問い合わせください:blockstream.com/finance/

© 2025 by Blockstream株式会社
160-0003 東京都新宿区四谷本塩町2番地8号
TOKYO BITCOIN BASE

bottom of page